小野寺 玲 Onodera Rei
1989年、福井市生まれ。学校に行くのが辛く、中学生の頃に不登校を経験。
その後、普通の高校は不安だったので、沖縄のフリースクールに行きました。フリースクールでは文学や音楽に没頭。だんだん学ぶことが楽しくなり、大学に行きました。
大学では、サークルを立ち上げたり、家庭教師をしたり、居場所作りに関わったりしました。
2018年、福井県内に不登校の子どものための居場所が必要と思い、福井スコーレを立ち上げます。
福井スコーレは民間の柔軟性を活かして、子どもが「人と関わるって楽しいかも」と思えるような活動をし、あらゆる社会資源を活用してきました。また、これまで延べ319人を超える保護者の相談に乗ってきました。
なんと言っても、このような活動をしている根っこには、私自身の経験があります。私が不登校の頃にはこのような支援がありませんでした。自分の部屋で一人ぼっちで悩んでいました。
その状況を少しでも変えたい。子どもと一緒に未来を描きたい。
そんな思いで活動しています。
・プロフィール
福井スコーレ代表
福井県ひきこもり支援専門チーム
・メディア掲載
NHK、福井テレビ、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、福井新聞、日刊県民福井、FM福井など
不登校からの進路を考える
不登校から行ける進路はありますが、地域ごとの情報は得にくい現状があります。そこで不登校からの進路について、不登校経験者や保護者と一緒に考えました。具体的な進学先の情報も集め、それぞれの特徴を参加者と共有しました。
不登校支援の研修
学校や行政、外部の支援者と一緒に不登校支援のあり方について考えています。できるだけ信頼性のある理論や実践を背景に、包摂的で専門的な不登校支援を目指しています。
不登校を国際的な視点から考える
JICA北陸さん主催の研修で、バングラデシュ、ブータン、ガーナ、サモア、イエメン、マレーシアの行政関係者と不登校支援について議論しました。様々な国の現状や支援には、ヒントになることが多くあります。不登校を広く国際的な視点から考えていきたいです。
支援者や関心がある方との交流会
支援者や不登校に関心がある方との交流会をリアルやオンラインで開催しています。それぞれの関心や悩みを話すゆるいつながりが広がっています。
メディアでの発信
コラムを書いたり、インタビューに答えたり、SNSで発信したりとメディアを通して発信しています。立場を超えて多くの方と不登校や子どもの育ちについて考えていきたいです。この画像は日刊県民福井で連載していたコラムです。
その他様々な場所で研修や講演をしています。
・登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
・フリースクール全国ネットワーク
・多様な学びプロジェクト
・日本社会教育士会
・未来の先生フォーラム
・福井県障がい福祉課
・福井県社会福祉協議会
・福井県公認心理師・臨床心理士協会
・福井市障がい者基幹相談支援センター
・子ども発達支援センターフレンズあすわ
・越前市要保護児童対策地域協議会
・大野市青少年問題協議会
・鯖江チャイルドセンター
・高浜町教育委員会
・福井市中央公民館
・子どもNPOセンター
・寺子屋食堂さばえ
・清水地区民生委員児童委員協議会
・不登校の親の会 はじめの一歩
お話できる分野は、不登校支援や居場所作りです。その場だけでなく、継続的につながり、情報交換していけると嬉しいです。
料金:1万5000円 / 1時間
リアルの場合、別途交通費もお願いします。福井県内なら福井駅から1km × 15円で計算します。県外なら福井駅からの電車代として計算します。ボランティア的な活動など、内容によっては減額もあります。内容と参加人数の目安をお伝え下さい。